日本内科学会雑誌
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6.アミノグリコシド薬
坂本 光男佐藤 文哉柴 孝也
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2003 年 92 巻 11 号 p. 2136-2140

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抄録

アミノグリコシド薬はアミノ糖とアミノシクリトールがグリコシド結合した抗菌薬であり,約60年の歴史がある.抗菌スペクトルはグラム陽性菌からグラム陰性菌,結核菌に及び,濃度依存的に短時間に殺菌的に作用する.グラム陽性菌,陰性菌の双方に対しPAEを有しており, 1日1回の投与で高い臨床効果が発揮される.使用頻度は必ずしも高くないが,特徴をふまえて適切に使用すれば,耐性菌時代の今日でも優れた有用性が期待される.

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