弘前大学第二内科
2003 年 92 巻 6 号 p. 1084-1085
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は67歳,男性.起坐呼吸と発作性夜間呼吸困難を主訴に救急搬送された.うっ血性心不全の診断で加療を開始し,症状改善に至った.しかし心不全の原因検索のために行われた精査では,心臓自体には異常所見を認めなかった.入院経過中に睡眠時の無呼吸があり,その後に行われた精査により心不全の原因が睡眠時無呼吸症候群に起因するものと考えられた.文献的考察を加えながら報告する.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら