愛知医科大学血液内科
2003 年 92 巻 6 号 p. 950-955
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骨髄系,リンパ系それぞれの系統にそぐわない抗原の発現は,白血病の未分化性を示すものと考えられ,予後不良の指標としての可能性が追求されてきた.なかでもAMLにおけるCD7の発現は多くの議論を経て,予後不良因子として認められつつある.また,サイトカイン受容体の発現様式は病型特異的である.このような白血病細胞の特性への理解の深まりが新たな診断,分類の確立に寄与し,分子標的療法につながる可能性も考えられる.
日本内科学会会誌
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