川崎医科大学検査診断学
2003 年 92 巻 6 号 p. 992-998
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骨髄異形成症候群(MDS)は骨髄機能不全や急性白血病に至る予後不良の造血障害である.現状では有効な治療法に乏しいが,的確な検査診断と予後予測評価を行い,慎重な経過観察から薬物療法,造血幹細胞移植に至るいくつかの治療選択肢の中で,最も適切な手段を選択することが患者の生命予後のみならずより良いQOL (quality of life)を保持することにつながる.また病院・病態のさらなる解明と試験的治療の今後の展開が期待される.
日本内科学会会誌
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