鳥取大学脳神経内科
2003 年 92 巻 8 号 p. 1400-1405
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パーキンソン病では,振戦,筋強剛(筋固縮),無動・寡動,姿勢反射障害・歩行障害などの症状がみられる.典型的な症状がそろった例では診断に苦慮することは少ないが,時に診断に迷う例も経験する.早期から適切な治療を行なうためにも的確な診断が求められ,そのためにも臨床症状の把握と,それらを呈する他の疾患の鑑別が重要である.また, SPECT用放射性リガンドの開発など,画像検査も進歩し,本症の早期診断への臨床応用が検討されてきている.
日本内科学会会誌
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