大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学
2004 年 93 巻 10 号 p. 2073-2078
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アトピー性皮膚炎の診断・治療と予防は近年大きな社会問題となっている.日本皮膚科学会の診断基準案の提唱により標準的な診断,治療,患者指導が行われるようになり患者のQOL (quality of life)の向上に貢献している.病因論,病態解析に関しても,症候群としてとらえる考え方が提唱され,アLルギー機序と非アレルギー機序によるアトピー性皮膚炎の存在が認知されるようになり,今後診断,治療の考え方に大きな影響を与えることが予想される.
日本内科学会会誌
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