北海道大学大学院獣医学研究科環境獣医科学講座公衆衛生学教室
2004 年 93 巻 11 号 p. 2369-2374
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ダニ媒介性脳炎は感染マダニの吸血により罹患する致死率の高い(最大で30%)ウイルス性人獣共通感染症である.これまで本症はヨーロッパと極東アジアを中心に毎年10,000人ほどの患者が報告されている. 1993年に日本でも国内で初めての本症の患者が発見され,原因ウイルスが分離されたことから,ダニ媒介性脳炎ウイルスが日本に定着していることが明らかとなった.
日本内科学会会誌
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