広島大学大学院病態探究医科学脳神経内科
2004 年 93 巻 4 号 p. 662-669
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生活習慣の欧米化により,本邦の脳血管障害の臨床病型構成は大きく変化してきており,高血圧が強く関与する脳出血やラクナ梗塞などの小血管病が減少し, metabolic syndromeの関与が大きいアテローム血栓性脳梗塞などの大血管病が増加しつつある.その意味で, metabolic syndromeの臨床的指標となる頸動脈超音波エコー法による動脈硬化の評価やスタチンを用いた大規模臨床試験の意義が注目されている.
日本内科学会会誌
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