山梨大学大学院医学工学総合研究部内科学第二
2004 年 93 巻 4 号 p. 683-689
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動脈硬化予防はLDL-Cのコントロールで急速な進歩を遂げた.さらに予防効果を上げるためには, LDL-C以外のリスク対策が必要である.その一つがmetabolic syndromeである.本症の治療上の問題点は,表現型が危険因子の重積であり,それぞれに対応するというのでは効率が悪すぎる点である.したがって,核となる肥満の解消というストラテジーを念頭において,少なくとも確立されている脂質異常に対する対策が求められる.
日本内科学会会誌
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