日本内科学会雑誌
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3.鑑別診断
井上 雄一
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2004 年 93 巻 6 号 p. 1095-1102

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抄録

睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療を行う上では,本症候群の中で最も頻度の多い閉塞性睡眠時無呼吸症候群なのか,近接した他の睡眠時呼吸障害なのかを鑑別する作業が必要となる.また, SASの重要な徴候といえる過眠症状の鑑別のために,入念な問診を加えるべきだし,適宜睡眠日誌,多回睡眠潜時反復検査などを併用するのもよい.また, SAS自体で夜間睡眠中の窒息感を訴えるケースは比較的少ないので,この症状が存在する場合には,他疾患の可能性についても検討すべきである.

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