日本内科学会雑誌
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4.肥満・内分泌疾患
陳 和夫
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2004 年 93 巻 6 号 p. 1120-1126

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抄録

本邦では顔面の形態上,欧米人に比して,肥満が軽度でも閉塞型睡眠時無呼吸-低呼吸症候群(OSAHS)になりやすいが,本邦においても肥満はOSAHSの重要な発症因子であり増悪因子でもある. OSAHSは肥満に独立して高血圧の発症因子になることは明らかになったが, OSAHSに伴う,低酸素血症,低酸素血症からの回復,胸腔内圧の変動などは交感神経活動の亢進,血管内皮障害,インスリン抵抗性,レプチン抵抗性などを介して,脳・心血管障害発症への関与が明らかになりつつある.

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