日本内科学会雑誌
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1.早期診断のための臨床検査のポイント
松尾 収二
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2005 年 94 巻 12 号 p. 2462-2466

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抄録

早期診断のための臨床検査のポイントは,まず医師の力量が高いことである.医師は目的に応じて診断精度の高い検査を選択し,検査結果を正当に評価出来る能力が必要である.これがないとどんなに優れた検査があっても早期診断には結びつかない.また診察前検査(至急・迅速検査),極異常値の速報といった機動力のある検査態勢やきめ細やかな検診システムも重要である.優れた検査と検査態勢そしてこれらを使う医師との連携が早期診断のポイントである.

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