広島大学病院検査部
広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態情報医科学講座病態臨床検査医学
2005 年 94 巻 12 号 p. 2502-2507
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循環器疾患の死亡率は悪性新生物についで高く,その早期診断が重要である.早期診断法の進歩として心筋傷害マーカーによる虚血性心疾患の診断, BNPを用いた心不全の診断をとりあげた.心筋梗塞や脳卒中はいわば動脈硬化の末期像であり,早期のリスク評価が重要である。この観点から高血圧の早期発見はそのまま動脈硬化の早期診断といえ,動脈硬化初期像としての頸動脈硬化や内皮機能低下の検出に超音波診断が非常に有用である.
日本内科学会会誌
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