大阪大学大学院医学系研究科機能診断科学講座
2005 年 94 巻 6 号 p. 1052-1054
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特発性肺線維症は,胸部X線像では両側性に不規則な線状影,網状影を示す. 70%の症例では下葉有意に分布する.初期には細かい網状影を示し,病変の進行とともに粗大なものとなり,肺の容積減少も示す.末期にはびまん性にhoneycombingを呈するようになる.高分解能CT像の特徴は,主として胸膜直下及び肺底に分布する小葉内網状影とhoneycombingである.
日本内科学会会誌
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