日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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2. Graft-versus-host disease (GVHD)の制御
豊嶋 崇徳
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2005 年 94 巻 7 号 p. 1356-1361

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抄録

Cyclosprineの導入によって急性GVHDの制御がある程度達成され,同種造血幹細胞移植は急速に普及した.しかし一旦発症した急性GVHDの治療成績はいまだ不十分で,さらに慢性GVHDの減少は依然達成されておらず,移植後のQOL (quality of life)と生命予後の大きな危険因子となっている.近年,新規薬剤や各種抗体療法の開発,研究が進み,新たな細胞療法の展開とあわせて注目される.

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