名古屋文理大学紀要
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タブレット端末を活用したプログラミング教育(2)
田近 一郎本多 一彦杉江 晶子森 博
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2014 年 14 巻 p. 75-86

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抄録

前回本紀要で報告した「タブレット端末を利用したプログラミング教育」では,プログラミング演習やそれに関連する講義においてタブレット端末を補助的に用いることが有効であることを示した.しかし,当時は利用するアプリケーションプログラムと学内ネットワークの相性の悪さから,その活用がかなり制限されていた.現在その相性の悪さは解決され,タブレット端末が演習で本格的に使えるようになっている.本稿では,改善されたネットワーク環境の下でプログラミングに関連する講義において新たな試みを行ったことにより,プログラミング能力の上達やアルゴリズムの理解の増進に効果があったので報告する. なおタブレット端末は,マルチタッチ入力や重力センサーといったインターフェースが特徴であり,これらのインターフェースを利用するiPad専用のソフトウェア開発環境がリリースされている.これらのアプリを活用したプログラミング教育を拡げることが次の目標であり,その概要を紹介する.

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© 2014 名古屋文理大学
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