(地独)大阪産業技術研究所 和泉センター
2024 年 64 巻 6 号 p. 330-335
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チタン材料は耐摩耗性に乏しく,その改善のために表面処理が施されてきた。本研究では,硬化層形成元素として鉄を上げ,純チタンの表面に鉄固溶体の硬化層を形成できるかどうかを試みた。その結果,厚さ0.6 mmで硬さ350 HV以上の鉄固溶層が得られた。鉄濃度9 mass%以上の鉄固溶層ではチタン材料と鉄鋼材料の両者の摩耗量が少なくなった。
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