福島県立医科大学神経内科
2018 年 34 巻 2 号 p. 135-141
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反復経頭蓋磁気刺激(repetitive TMS,rTMS)は神経疾患の治療を目的として応用され,多くの成果が発表されている.米国ではうつ病に対する治療がFDAに承認されているが,高次脳機能障害に対する治療効果に関しては未確立の面が多い.本稿ではTMSについてその基本的な原理やプロトコールを解説した上で,rTMSを応用した臨床研究をレビューする.過去の研究の問題点やエビデンスについての現状から,今後の臨床研究がどうあるべきかについて議論する.
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