主催: 社団法人 日本伝熱学会
大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻
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低圧場での芳香族燃料の予混合火炎におけるすすの生成過程において,フラーレンが生成されることが確認されているが,それらの前駆体であるPAHからフラーレンやすすに至る生成機構は未だ明らかになっていない.本稿では,燃焼炉をヒータで外部から加熱し,炉内の高温場を変化させることで,トルエン・酸素予混合火炎から得られたすす状物質に含まれるPAHまたはフラーレン含有率に影響を及ぼす高温場滞在時間を調べ,各々の滞在時間とフラーレン・PAHの含有率との関係について考察を行った.
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