法政大学
1986 年 35 巻 2 号 p. 1-15
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文学教育における<読み>は、作品研究における読みと視点が異っている。それは作品と教授者の間に、生徒というひとりひとりが生かされなければならない多数の読み手がいることによる。一方、文学作品は、ことばを媒体とし、その構造から多義的ということができる。以上の両者を生かすには多義性をどうとらえるかが問題の焦点となる。そのため、作品・読み手・読みの各構造とそれに対する学習が考えられなければならない。それを実際例とともに報告する。
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