大阪教育大学
1987 年 36 巻 7 号 p. 32-39
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これまで書かれてきた多くの短歌教材論は、現実ありのままの情景や心情をそのままに表現したものが短歌である、という考え方にもとづいていたようである。わたしはそこに、かねてから考えていた虚構論(表現行為は現実をこえるという立場からの……)を導入してみた。そのことで短歌教材に対する考え方がだいぶ変わっていくのではないか、という展望のもとに。一つの問題提起として書かせていただいた。
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