日本文学
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「浅草紅団」の映画性 : 一九三〇年前後の言説空間(<特集><近代文学>という領域-異風の声-)
十重田 裕一
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1994 年 43 巻 11 号 p. 15-26

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抄録
本稿では、川端康成の小説「浅草紅団」(一九二九〜三〇)が同時代の映画状況とどのようにクロスしていたかを、このテクストの構想・創作期間に発表された、映画についての川端の言説や同時代の文学・映画状況を視野に入れながら考察することによって、一九三〇(昭5)年前後の「文学と映画」をめぐる多様な状況の一面を明らかにしようとした。
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© 1994 日本文学協会
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