日本文学
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<幽霊写真>というフレーム : 「春と修羅」第二集と「銀河鉄道の夜」(<特集>絵画・写真・映像-像と文学の近代-)
奥山 文幸
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2002 年 51 巻 11 号 p. 23-32

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抄録

宮沢賢治は、一九二四年一二月に、友人の前で「銀河鉄道の夜」第一次稿を朗読している。本稿では、その「銀河鉄道の夜」第一次稿への胎動を『春と修羅』第二集の側から検証しようとする。その際、一九二四年一〇月詩群とも言うべき詩「昏い秋」や詩「郊外」において<幽霊写真>という表現が出てくることの意味を、映像論的な視点から考察する。

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