広島市立大学
広島市立大学大学院
2006 年 55 巻 10 号 p. 25-33
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春雨物語の各作品が互いによく似ていることを手がかりにして、物語や小説を作ること・書くことの論理を考察した。クレマン・ロセの分身論Rosset. Clement "LE REEL ET SON DOUBLE Essai sur I'illusion" 1976にもとづいて、それをテキストの増殖という問題へ応用する。ハイパーテキストや二次創作と春雨物語とを比較して、物語の増殖と終息の論理を明らかにした。
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