日本文学
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一〇〇〇年紀の社会学者 : 藤原明衡著『新猿楽記』における猿楽芸能の位置(<特集>中世の芸能と文学)
深沢 徹
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2007 年 56 巻 7 号 p. 2-11

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抄録
『新猿楽記』は社会学の自己回帰的(reflexive)な方法意識を十世紀段階で先取りしたテキストであった。従来の研究では、冒頭に記された猿楽の「芸能」と右衛門尉一家に割り当てられた二十八種に及ぶ「職業」との関係付けが充分でなかった。社会学者ブルデューの身体知(habitus)に依拠しつつ、本稿では「芸能」と「職業」の双方を「演技」の共通項で結び付け、それを自己回帰的に意識化するテキストとして『新猿楽記』をとらえた。
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© 2007 日本文学協会
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