中京大学
2016 年 65 巻 5 号 p. 39-48
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本論は『大和物語』における「歌語り」の記録の方法について考察したものである。各章段の採録には取捨選択がなされ、すでに広く流布していた話題は「記録しない」という方法があることを指摘した。そのうえで、歌物語(『大和物語』)・勅撰和歌集(『後撰和歌集』)・私家集(物語的私家集)という記録方法は違えど歌物語化した世界の総合的な再検討を促すものである。
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