60 巻 (1957) 11 号 p. 1428
爆鳴気を空気で希釈して酸化銅触媒により燃焼する場合の工業的中間試験規模の燃焼器を設計試作し,これについて水素濃度,燃焼温度,燃焼率等の関係についての試験を行い,安全運転を行う場合の最適条件の探求と運転法の確立につとめた。その結果安全運転を行う場合の最適条件としては次のとおりであった。
(1)触媒層に通過させる希釈混合ガス中のH2濃度は15%程度が適当である。
(2)触媒層における燃焼温度は420~430℃程度が適当である。
(3)1段燃焼率を80%程度に保持すると1段燃焼生成ガス中のH2濃度は4%以下となるので,これを第2段で700℃ に加熱し, 完全燃焼する。