工業化学雑誌
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水溶性成分共存下におけるアクリル酸エチル-アクリルアミド乳化共重合
鴨川 博美
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61 巻 (1958) 8 号 p. 1027-1030

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抄録

アクリル酸エチルとアクリルアミドの乳化共重合における水溶性添加剤の影響を検討した。PVA,CMC等の保護コロイドを使用する場合,その初期重合体組成は水系重合の場合に近い。一般に高分子添加剤はエマルジョンの粘度を上昇させるが,単量体組成アクリルアミド10%付近で最も低粘度のエマルジョンがえられる。また添加剤量を必要以上多くすることは不必要なエマルジョン粘度の増大を来すことが認められた。高分子添加剤中とくにCMCは5%程度のエマルジョン濃度でも著しくnon-Newtonianの挙動を示し,FN=η′Gの関係式が適用可能である。凝析値は粘度の場合と同じく10%アクリルアミド付近に最大値があり,とくにCMCを使用すると他の2倍程度の値になる。添加剤量を多くすると凝析値の低下する例も見受けられた。また尿素等樹脂加工剤の添加は著しく凝析値を減少させることも認められた。

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