62 巻 (1959) 3 号 p. 435-438
メタノールとエチルトリクロルシランとをモル比,0.5,1.0,1.5,2.0の割合にて反応させ,その結果Fuossの逐次競争反応の理論式に適合することを認め,速度定数の比が1:1/5:1/100なる値を得た。
更に部分メタノリシスを行った後,加水分解縮重合反応を行い,その重合過程において可溶性半縮重合体の平均分子量および希薄溶液粘度を測定し,極限粘度数と平均分子量との関係を求めた結果[η]=KMα なる関係が成立することを認めた。
この場合,CH30H:C2H5SiCl3=1.5:1.0なる時αの値が最大となり,この値の近傍が最も安定な可溶性重合体として存在しうることを知った。