62 巻 (1959) 5 号 p. 720-722
銅-テトラ-2,3-ピリジノポルフイラジンをキシレンと煮沸して,銅フタロシアニンに見られるような結晶の転移,成長が起らないことを知った。また,銅フタロシアニンに2~20%の銅-テトラ-2,3-ピリジノポルフイラジンを混合して濃硫酸に溶解,水に分散したものについても後者の混合比率を増すにつれ,耐溶剤性が認められた。無水フタル酸に2~20%のキノリン酸を配合した原料からWyler法で合成した銅-Bz-アザフタロシアニンについても原料中のキノリン酸の比率の増加と共に耐溶剤性が認められた。