63 巻 (1960) 12 号 p. 2150-2152
ジアルキルマロン酸エチルと硝酸グアニジンとは, 液安溶液中アルカリアミドの存在で室温で容易に縮合し, ジアルキルマロニルグアニジンを与える。縮合剤として用いるアルカリアミドは,原料の2倍量(mol)が適当であり,またカセイアルカリを使用する時には,良好な結果が得られない。
本研究では,粗ジアルキルマロニルグアニジンを精製せずに,直ちに常法による加水分解を行ない,相当するジアルキルバルビツル酸を得たが,原料のジアルキルマロン酸エチルに対するこれらバルビツル酸の総収率は次の通りである。ジエチルバルビツル酸47.1%; ジアリルバルビツル酸71.0% エチルイソアミルバルビツル酸, 42.4%; エチルフェニルバルビツル酸47.0%。