工業化学雑誌
Online ISSN : 2185-0860
Print ISSN : 0023-2734
ヘキサヒドロイソフタル酸エステルのジェット機用潤滑油としての性状ならびに連続高圧反応装置による製造試験
松田 住雄吉川 彰一野田 孝平林 栄一
著者情報
ジャーナル フリー

64 巻 (1961) 12 号 p. 2168-2171

詳細
PDFをダウンロード (1075K) 発行機関連絡先
抄録

イソフタル酸のn-オクチル,2-エチルヘキシル-(3:1)混エステルをジェット機用潤滑油として利用するため,ラネーニッケル触媒を用いて核水素添加した。そしてその65部に35部のジ-2-エチルヘキシルアジペートを配合したエステル油がMIL-7808Bの標準油ジ-2-エチルヘキシルセバケートにくらべ遜色のない性能を示すことを知った。なお水素添加油中に5~10%の未水素添加芳香族エステルが残存しても性能に変わりのないことは一つの特色であり,これに応じる連続水素添加の反応条件としては,反応温度150℃,反応圧200atm,ラネーニッケル使用量5~8%程度が適当のように思われる。

著者関連情報
© 社団法人 日本化学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
前身誌

東京化學會誌

feedback
Top