気体爆発波の性質ならびに爆発反応に関与する化学種の性質をしらべるために,爆轟波中のラジカル,特にOH基の吸収スペクトルを撮影する装置を製作したので,その詳細について報告する。爆発性気体としてC2H2+H2+2O2を用いて吸収スペクトルの撮影および爆速の測定を行なったが,本報では爆速の測定値と,IBM電子計算機による理論値との比較を行なった。その結果,爆速の測定値は低圧においてはC-J面における完全化学平衡を仮定した計算と一致するが,高圧ではむしろ“凍った”化学組成の仮定を用いた方がよく合うことがわかった。