65 巻 (1962) 6 号 p. 979-981
アルコキシド触媒によるエポキシ化合物の重合研究の一つとして,プロピレンオキシドとエピクロルヒドリンの共重合性におよぼす触媒の影響を研究した。Al(tert-BuO)3およびAl(tert-BuO)3-ZnCl2系,FeCl3触媒の場合には,共重合体組成においてエピクロルヒドリン部分の多い正常な共重合曲線が得られるが,FeCl3-プロピレンオキシド錯化合物を触媒とした場合には異常な結果が得られた。これらの結果から前三者の場合につき配位重合であることを追認した。