工業化学雑誌
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アルコキシブタノールジエステルの合成とその可塑剤としての性質
新井 秀男清水 博西村 大二郎村田 二郎
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65 巻 (1962) 8 号 p. 1258-1260

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抄録

メチルビニルケトンおよびクロトンアルデヒドとアルコールとの付加反応で容易に得られる,β-アルコキシエチルメチルケトンおよび3-アルコキシブチルアルデヒドをラネーニッケル触媒で還元し,4-エトキシ(I)および4-ブトキシブタノール-2(II)と3-エトキシ(III)および4-ブトキシブタノール-1(IV)を得た。
つぎに,I~IVのフタル酸ジエステルとIおよびIIのアジピン酸ジエステルを合成し,ポリ塩化ビニル可塑剤としての性質を調べた。これらのジエステルはいずれもポリ塩化ビニルの良好な可塑剤であり,とくにIVのフタル酸ジエステルは可塑剤としての諸性質にすぐれており,またIIのアジピン酸ジエステルは耐寒性がすぐれている。

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