工業化学雑誌
Online ISSN : 2185-0860
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酸化チタン- 酸化亜鉛系固相反応
久保 輝一郎加藤 誠軌御手洗 征明内田 清
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66 巻 (1963) 4 号 p. 403-407

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抄録

酸化チタンと酸化亜鉛との固相反応について,高温X線回折計を用いて,固相反応性と原料の履歴,混合などとの関係を詳細にしらべ,その反応機構を検討した。その結果,この系の反応では最終生成物のZn2TiO4は,常に中間化合物ののZnTiO3の生成および分解の過程を経て生ずることがわかった。
また融解塩化亜鉛中で粉末酸化チタンを加熱して純粋なZnTiO3 を得ることができた。得られたZnTiO3 はイルメナイト構造を有し,格子定数はα0=5.076Å,c0=13.920Åである。純ZnTiO3は950℃でも安定であるが,ZnTiO3と酸化亜鉛との等モル混合物は780℃ でZnTiO4を生成する。

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