工業化学雑誌
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ポリホスホナートおよびポリホスナイトの合成
周藤 保祐
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67 巻 (1964) 2 号 p. 380-384

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抄録

4,4'-ジオキシジフェニルアルカンのアルカリ水溶液と,フェニルホスホン酸ジクロリドの塩化メチレン溶液との室温下の重縮合反応により, 容易にポリホスホナートが得られることを見出した。またビスフェノールとフェニルホスホン酸ジクロリドとの無水状態の加熱溶融によっても, 脱塩酸して容易にポリホスホナートが合成できることを見出した。ビスフェノールとフェニルジクロルホスフィンを加熱すれば, 容易に脱塩酸重縮合により, ポリホスホナイトが円滑にえられることを見出した。重合体の融点, 固有粘度を測定し, 赤外吸収スペクトルでリンを含むエステル構造を認めた。重合体のX線回折による測定では,結晶性が少ないことが認められた。

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