アンモニア加圧下におけるビウレット-尿素-アンモニア系の平衡および反応速度を実測し,ビウレット+アンモニア〓尿素が完全に可逆反応であることを認めた。この反応を2次反応として取り扱って次の値が得られた。
K450(140℃),354(160℃)
k0.056(140℃),0.130(160℃)
E15.0kcal/mol
ΔH-4.28kcal/mol
ついで,これらの数値を用いて求めた反応速度の計算値が実測値とほぼ一致することを示した。
次に発熱反応の最適温度と平衡温度との関係を示すDenbighの式にこれらの数値を入れてビウレットの尿素転換反応の最適経路を求め,更にこの式中に考慮されていない予熱および冷却過程における反応をつけ加えることを試み,最も経済的な工業装置について議論を行なった。