工業化学雑誌
Online ISSN : 2185-0860
Print ISSN : 0023-2734
リグニンモデル化合物と過酢酸の反応
畠山 兵衛中野 準三右田 伸彦
著者情報
ジャーナル フリー

68 巻 (1965) 5 号 p. 972-975

詳細
PDFをダウンロード (1070K) 発行機関連絡先
抄録

リグニンの過酢酸分解の機構を研究する第一段階として, バニリルアルロールとベラトリルアルコ一ルの過酢酸分解をおこなった。ガスクロマトグラフィーとペーパークロマトグラフィーを用いて, バニリルアルコールの分解物からはバニリン, バニリン酸, アセチルバニリン酸,β-カルボキシムコン酸, マレイン酸, シュウ酸およびバニリルアルコールのジアセテートを検出した。ベラトリルアルコールの分解物からはベラトリルアルデヒド, ベラトリル酸およびバニリルアルコールを検出した。この結果にもとづいてそれぞれの分解機構を考察した。

著者関連情報
© 社団法人 日本化学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
前身誌

東京化學會誌

feedback
Top