71 巻 (1968) 9 号 p. 1530-1532
デンプンとモノクロル酢酸を機械的に混合し, 加熱することによりエステルを製造した。MCA/St=4.0, 100で塩素含量22%(DS1.9)のものを得た。この反応の水分の影響として,それが多いほど反応は進行しにくく,塩素含量も上がらない。このエステルの赤外吸収スペクトルではエステルの吸収(1750cm-1)およびC-Clの吸収(785cm-1)を示しており, このエステルをKSCNで置換したものはC-SCNの吸収(2160cm-1)を示している。このエステル化の初期にはC2,C3-OHよりC 6-OHの方が約2倍以上優勢に反応するが, DSが1以上になると, 両者はほとんど同じ割合で反応していることを示してい る。