工業化学雑誌
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ウルトラ領域縮合リン酸マグネシウム, カルシウム, 銅, 亜鉛およびアルミニウムの生成とその相図上の位置
本岡 達遠藤 良治柴田 善三郎小林 正光
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73 巻 (1970) 10 号 p. 2115-2118

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抄録

ウルトラ領域縮合リン酸塩のうちで二価金属のマグネシウム,カルシウム, 銅, 亜鉛塩および三価金属のアルミニウム塩をリン酸二水素アンモニウムと金属酸化物を電気炉中で加熱することにより作成し, その組成分析を行ない, 三角相図上の位置を決定するとともに, X線回折法によっても検討を加えた。
いずれの系も加熱の初期では脱アンモニアおよび脱水により MO-P2O5-H2O 三角相図中の理論線上を MO-P2O5 線に近づいていくが, さらに長時間加熱すると脱アンモニア, 脱水のほかに P2O5 成分の揮散もおこる。そしてマグネシウム塩およびカルシウム塩の場合は R=1/2 で, 銅塩と亜鉛塩では R=1 で MO-P2O5 線上に達する。またアルミニウム塩は R=1/3 で Al2O3-P2O5 線上に達するが, 上記の二価の金属塩に比しその速度は大きい。

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