工業化学雑誌
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NMR による 2-テノイルトリフルオルアセトン金属キレートの分析
山崎 満武内 次夫
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73 巻 (1970) 10 号 p. 2134-2142

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抄録

TTA 金属キレート [M(TTA)n, M=Al, Ga, In, Mg, Ca, Sr, Ba, Zn, Cd, Pb ] の各種の2成分系混合物のプロトンおよび 19FNMR スペクトルを, 溶媒としてアセトニトリル, ジクロルメタン, 重クロロホルムを用い, 20℃ で検討した。
2成分系混合物のアセトニトリル溶媒中の 20℃ のプロトン, あるいは 19FNMR スペクトル上には混合物中の各成分に基づくキレート環の=CH-プロトン, あるいは CF3 基シグナルが明瞭に分離した。2成分系混合物中の各成分の相対含有量は=CH-プロトン, あるいは CF3 基シグナルの面積強度比を測定することにより定量できた。
Al(TTA)3-Ga(TTA)3, Al(TTA)3-In(TTA)3, Al(TTA)3-Zn(TTA)2,Ga(TTA)3-Cd(TTA)2,In(TTA)3-Zn(TTA)2,Al・(TTA)3-Ca(TTA)2,Al(TTA)3-Ba(TTA)2, Ga(TTA)3-Sr(TTA)2, Al(TTA)3-Pb(TTA)2, Ga(TTA)3-Pb(TTA)2 およびその他から成る18種類の2成分系混合物中の各成分の定量精度および正確度はともに 1~3% であった。

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