73 巻 (1970) 11 号 p. 2296-2300
代表的非プロトン性極性溶媒であるジメチルスルホキシド(DMSO)の四塩化炭素溶液中での双極子-双極子相互作用による自己会合を誘電率法と赤外吸収スペクトル法により研究した。四塩化炭素中のDMSO誘電率をDMSOの重量分率に対しプロットすることにより,重量分率が5×10-4~1×10-2の範囲では環状二量体の生成が,重量分率が1×102以上では線状会合体の生成が示唆された。環状二量体の会合定数は2.0±0.1mol-1・l-1であった。環状二量体の生成ならびに本会合定数の値は赤外吸収スペクトル法により確めた。