73 巻 (1970) 3 号 p. 600-603
塩化ビニリデン (VDC) とメタクリロニトリル (MAN) およびアクリロニトリル (AN) とのラジカル共重合を 60℃ で行ない, 共重合体の高分解能 NMR スペクトルを 60 Mc, 塩化チオニル中で測定し, モノマー sequence 分布を検討した。CH2 基によるピークの分離から定量した diad sequerce 分布は通常の共重合理論から求めた計算値と満足すべき一致を示した。用いたモノマー反応性比はつぎのとうりである。
VDC-MAN 系: r1 (VDC)=0.41±0.01, r2 (MAN)=2.0±0.1
VDC-AN系 : r1 (VDC)=O.44±0.05, r2 (AN)=0.88±0.05