工業化学雑誌
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高圧法ポリエチレンの重合条件と長鎖分岐
小林 貞雄村田 勝彦
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73 巻 (1970) 4 号 p. 641-647

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抄録

高圧法ポリエチレンの重合条件と長鎖分岐の関係を系統的に研究した。バッチ式重合で得られた試料を分別し, 各分別物の固有粘度と数平均分子量の測定より, 長鎖分岐数を評価した。同一分子量の分岐ポリマーと線状ポリマーの慣性半径の比 gs と固有粘度からの gη には, 種々の関係が今迄に報告されているが, 高圧法ポリエチレンでは gs1.5=gη の方が動力学的考察, 赤外分光分析法などの結果と矛盾しないことがわかった。この関係を用いて, 長鎖分岐数を求め重合条件との関係を示す次の実験式を得た。
長鎖分岐数/1000 炭素=7.06×10-1-7.09×10-4×P+2.03×10-3×T+1.69×10-2×Conv
ここで P : 圧力 (kg/cm2), T : 温度( ℃ ),Conv : 転化率%

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