73 巻 (1970) 7 号 p. 1717-1719
過酸化ベンゾイルを開始剤として 2-ビニル-1,3-ジオキソラン (VDOL) と無水マレイン酸 (Manh) の共重合を種々の条件下で検討した結果, VDOL と Manh の仕込みモル分率が等しい時重合速度が最大となり, また UV スペクトルからも電荷移動錯合体の形成が推察された。
また VDOL と Manh により生成した錯合体と VDOL および Manh の三元的共重合おける反応性比として, 次の値が算出された。
γ1cK=0.44, γ2cK=0.053
γ1=0.12, γ2=0.17
ここでKは錯合体生成の平衡定数である。