日本化學雜誌
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ヒマ種子油の生成機構の研究 (第1~2報) (第1報) ヒマ子実の成熟と油脂変化
三原 一幸
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79 巻 (1958) 1 号 p. 7-10

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抄録

ヒマ子実の成熟にともなう油脂変化について研究を行いつぎのことを明らかにした。(1) 子実中の含油量が急激に増加を来すのは開花後40日以後であるがそれ以前の含有油のケン化価には上下の変動が現われる。(2) 初期の含有油は水素添加を行うとガスの放出が見られる。(3) 含有油の赤外吸収スペクトルによれば純ヒマ種子油と同様な吸収が現われるのは開花後30日頃で, 40日頃にはすでに完成しており, それ以後の含油量の増加にともなう変化は見られい。(4) 開花後60日の含有油中にはステアロジリシノレインと推定される結晶が多量に含まれる。

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© The Chemical Society of Japan
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