日本化學雜誌
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メチル-イソブチルケトンによる金属塩の抽出および定量の研究 (第1~2報) (第1報) 鉄, アンチモン, スズ, ヒ素, セレン, テルルおよびゲルマニウムの主として塩酸溶液からの抽出について
後藤 秀弘柿田 八千代古川 洸
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79 巻 (1958) 12 号 p. 1513-1520

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抄録

メチル-イソブチルケトンを種々の金属壌の抽出に用いるために基礎実験を行った。本報は普通のいろいろの元素について主として塩酸溶液からメチル-イソブチルケトンによる抽出を行い, まずおおよその抽出に対する傾向をしらべ, 抽出されやすい金刷中, 鉄, アンチモン, スズ, ヒ素,セレン, テルルおよびゲルマニウムについて実験を行った。これらの塩酸およびその他の酸の溶液の種々の濃度でメチル-イソブチルケトン抽出を行い, 酸溶液中に残ったおのおのの金属についてでれそれ適当な方法で定量を行い, 抽出された金属の量を求め, その抽出率を明らかにした。それぞれの金属について最も適当な条件で行えぱ, 鉄 (III) 99.9%, アンチモン (V) 100%, アンチモン (III) 68%, スズ (IV) 99%, ヒ素 (III) 91%,ヒ素 (V) 28%, セレン (IV) 99%, テルル(IV) 96%, ゲルマニウム (IV) 98%程度抽出される。

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© The Chemical Society of Japan
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