日本化學雜誌
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短絡限定電位電解法による分析化学的研究(第2~3報) (第2報)短絡限定電位電解電量法による銀の定量
丹羽 一彦武者 宗一郎
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81 巻 (1960) 7 号 p. 1097-1102

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抄録

金板の陰(貴)極および液状飽和ビスマスアマルガムの陽(卑)極を用いた銀の短絡限定電位クーロメトリーにおいて,窒素の通気により電解液中の溶存酸素を除き,電極反応を単一にすることができた。すなわち短絡したガルバニックセルの起電力で銀だけの電解析出を進行させ,短絡回路を流れる電解電流の時間的変化を測定して,これをグラフ上に図示しプラニメーターで積分して,実測クーロン数を求めて,それから銀の実測量を計算した。
また一方電流積算型記録計を用いて,電解電流-電解時間曲線と積分カウント数を記録して,試料の電解に要したカウント数から実測クーロン数を求めて,それから銀の実測量を求めた。両者とも分析誤差は銀0.5~2mgの定量範囲において±3%以内である。

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© The Chemical Society of Japan
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