日本化學雜誌
Online ISSN : 2185-0917
Print ISSN : 0369-5387
マタタビ成分の化学的研究(第1~3報) (第1報)有効成分,マタタビラクトンおよびアクチニジンの単離
目 武雄藤野 明村井 不二男
著者情報
ジャーナル フリー

1960 年 81 巻 8 号 p. 1320-1324

詳細
抄録

マタタビの葉のメタノール抽出,および虫果のメタノール抽出または乾留によって,ネコ科動物の“ またたび反応” に関与すると考えられる化学成分として,それぞれ中性ラクトン,C10H16O2および塩基,C10H13Nを単離し,これらをマタタビラクトンおよびアクチニジンと命名した。そのほか葉からβ-フェニルエチルアルコール,マタタビオール-C,3,4-キシリル酸ニトリルおよび3,4-キシリル酸などが単離されたが,後3者には生理作用がなく,β-フェニルエチルアルコールには催涎作用のあることがみとめられた。

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top